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美術館「えき」KYOTOで現在、開催中の「切り絵作家アグネータ・フロックの世界展」へ行ってきました。

アグネータ・フロックさんはスェーデン生れの切り絵作家さんです。もともとはテキスタイル作家でもあったそうで、会場には切り絵以外にも、タペストリーや刺繍なども展示されていました。

作品は、切り絵した紙に後から、水彩で着色されて作られているようです。会場で流れていた制作風景の映像によれば、下書きなしでハサミ一本でさらさらと切っていきます。まさに職人芸です。そして切り終えた紙に、さらさらと水彩絵の具で着色されていました。

しかし作品は、切り絵だからいいのではなく、単純に絵として独特で美しい。おとぎ話の世界のような、やさしい雰囲気の作品が多いので、女性受けしそうですが、色彩覚がとても独特で上品なので、自宅の壁にフレームで飾っていたらおしゃれですね。ベタな表現ですがまさに北欧風かも。

制作時期は様々だけど、どの作品も作風が一貫していることに感心しました。どんな作家さんか全く知らず行ってきたのですが、楽しむことができました。

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写真は、会場で販売されていた図録です。図録にしては1,080円とお手頃価格なのに内容はかなり充実してます。 以前、NHKで放送された特集と関連しているからか、図録の作成にもNHKがかかわっているみたいです。

北欧から届いたファンタジー 切り絵作家アグネータ・フロックの世界展 ジェイアール京都伊勢丹 美術館「えき」KYOTO 開催期間: 2015年12月3日(木)~12月27日(日)

ジェイアール京都伊勢丹 美術館「えき」KYOTO の サイト → http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/