天井に点検口をつけたい!と思っていろいろ調べてみたら、自分で簡単にできそうなのでやってみました。やるにあたって情報が少なくて不安だったことや気づいたことなどについて書いておきます。

点検口を選ぶ

うちの天井は石膏ボードなので, 石膏ボード用の点検口を楽天で購入しました。 ダイケン 天井点検口 ホワイト 33.5×3.2×33.5cm (CDLW30J)

正直、どこのメーカーの点検口がいいか、素人の私には全くわかりません。ネットでの評判をいろいろ調べまくったところ、ダイケンぐらいしかレビューがありませんでした。その他にもメーカーはあるのだけど、情報が少なくて判断できないので、ダイケンを選びました。

この型番を選んだのは、うちの天井の壁紙が白色だったので、点検口の枠色も同じ白にすることで目立たなくなるだろうという判断からです。さらに値段的に安価なものが良かったので、楽天で1800円だったこれを選びました。色がシルバーで良ければAmazonだと1200円ぐらいでした。サイズは一番小さいもの選んでます。体ごと入るような大きさは想定しておらず、頭だけ入って中の様子が見れたらそれでOK。それに大きいほど工事の難易度も高くかもしれないという判断もありました。

あとで、やっぱり一回り大きいサイズのほうがよかったかなとは思いましたが・・・。

施工箇所選びは下地センターが必要

/assets/2015/diy-tenkenkou/image-4145.jpg

クローゼットの天井上に取り付けます。枕棚があるため、手前側に取り付けます。

写真の天井についている黒っぽい点々は、下地センサー「 シンワ どこ太 L マグネット付 78610

」で調べた釘の位置にマスキングテープで印をつけたところです。この位置を通るように上下か左右かに天井を支える野縁が通っていると判断できます。

本当は野縁を切らずに済ませたかったのですが、ちょっと厳しそうだったので諦めて今回の位置にしました。

天井の石膏ボードを切る

電工ペッカー

/assets/2015/diy-tenkenkou/image-4156.jpg ライフソーの電工ペッカー

で切っている途中の図。突き刺さった状態で記念撮影。

この電工ペッカーというのは、のこぎりのゼットソーで有名な岡田金属のライフソーシリーズ の一つです。取っ手が共通なので、替刃だけを購入しました。石膏ボードを切断するだけなら、カッターやのこぎりでも代用できそうですが、専用のものなので安心して作業できます。(別に記事を書いてみました。→ ライフソーのノコギリが一番の理由)

こいつのいいところは、最初の切り始めに電工ペッカーの先端をボードにあててお尻をトントンと叩いてやると簡単に突き刺さるところです。突き刺さってしまえば、あとは普通に切るだけです。

次の動画がとても参考になりました。

さすがに最初の一突きはドキドキで非常に勇気がいりました・・・。

しかし突き刺してしてしまえば、もう後戻りできません。

そのままの勢いで、がんがん切っていきます。石膏ボードを切っていく途中で、野縁もありますが、そのままの流れで切ることができました。

切り抜いたボードは、点検口の扉に使うので誤って落として割らないように注意が必要です。落下するリスクを軽減できればと、切った箇所をテープで固定してますが、あんまり意味はないかも。。。ただの気休め。

ちなみに同じライフソーには、木工ペッカーという似た商品もあります。こちらは木工用ですが商品の説明には小さく石膏ボードとも記載されていたので迷いました。

今回は、あくまで目的が点検口のためだったので、あえて目的に近い電工ペッカーを選びましたが、結果的には木工ペッカーでもよかったかなと思いました。

安全めがねとマスクは必須

切っている間、天井から大量の石膏の粉が落ちてきます。

この時に安全めがねとマスクを装着していて助かりました。覚悟はしていたので、最初から安全めがねとマスクはしていたのですが、想像以上の量に驚いてしまいました。幸い他の作業用に持っていたのでよかったですが、もしなかったら買っておいたほうがいいです。

/assets/2015/diy-tenkenkou/image-4136.jpg ホームセンターで400円程度で購入した作業めがねです。曇り止め防止付き。安全性を謳っているわけじゃないので、安全めがねとは呼べないけれど、まあ、こいつで十分でした。ただ作業中、めがねをかけているにもかかわらず一度目にごみが入ったような感覚はあったので、もっといいやつにしたほうがいいかもしれない。

天井に穴が開いた!

/assets/2015/diy-tenkenkou/image-4163.jpg 見事に開口したところ。断熱材が敷き詰められているので、ずらして天井裏を無事に確認できました。断熱材は短冊状の形をしていて天井に重なるように敷き詰められていますので、ずらした断熱材は元の位置に戻してやらないとせっかくの断熱効果が落ちてしまう。

残念なのは、作業時に電工ペッカーの先端があたって断熱材のビニールが切れてしまった箇所が少しだけありました。

あとは野縁を切っているので補強が必要です。

点検口の取り付け完了!

/assets/2015/diy-tenkenkou/image-4169.jpg で、ダイケンの点検口を取り付けて完了です。

初めてのことばかりで戸惑うことも多く慎重に作業したため、ものすごく時間がかかりました。なんとか取り付けできたので満足です。