Garmin Forerunner 305が壊れた(T T)

6年前に購入したGarminのForerunner 305がついに壊れてしまった。ぼくのランの良き相棒だったのだけど、残念ながら昨年、少しずつ不調になりとうとう電源が入らなくなってしまった。実際に壊れてしまったのは昨年のことだけど、記録として残しておく。

日々のトレーニングには欠かせない存在だった。雪が舞うような冬の京都をこいつをつけて孤独にジョギングしていたことを思い出す。京都マラソンでサブフォーを達成できたのもこいつのおかげだった。周りのランナーにペースを乱されることなく予定したペースで走ることができた。

ネットでの情報では、バッテリーの劣化が第一の原因として考えられた。USBで充電している状態だと電源がはいったからである。そこで、とにかく自分でバッテリーを交換することにした。

バッテリーを交換してみる

お亡くなりになったForerunner 305である。

バッテリーを交換するためには、このモデルの場合、ねじがある訳ではなく、周囲にゴムでシーリングされている部分をカッターで切るしかないようだ。不可逆的な作業なので、一度、開封してしまえば、接着剤でしっかり止め直すしかない。

/assets/2015/gamin-broken-reason/image-8813-e1432023949211.jpg 周囲のパッキングをカッターで切って開封した。

中の回路をみた瞬間、どうやらバッテリーが原因ではないことを悟る。

回路が変色していた

/assets/2015/gamin-broken-reason/image-4267-e1432023976571.jpg 上の写真はバッテリーを取り外した後の写真だが、よく見ると基盤が錆びてるのか、変色したり白っぽくなったりしている。もともとは防水モデルなのだが、おそらく経年劣化によって、いつのまにか水が侵入してしまったように思える。当初はバッテリーが原因かと思われたのだが、バッテリーを交換しても厳しそうである。

ジョギングから帰ってくるたびに、軽く水洗いしていたことが、よくなかったのだろうか。水洗いした後にきっちりと水分を拭き取っていたわけではなかったが、それが悪かったのだろうか。製品の性質上、汗や水にさらされる運命ではあるため、その辺はしっかりした作りになっていると考えて、適当な扱いをしていたとは思う。それが悪かったのかもしれない。

すでに交換用のバッテリーを買っていたので、交換してみることにした。用意していたのは、iPod mini用の激安バッテリーであった。テスターで確認する限り問題なさそうである。

そして案の定、バッテリーを交換しても挙動に変化はなかった。

取り外した古い方のバッテリーもテスターで確認したが、まだ電力は残っていそうで、やはりバッテリーの劣化が原因ではなさそう。 修理する技能をぼくは持ち合わせていないので、諦めるしかなかった。

さよなら、Garmin

ということで、長年連れ添ってきたGarmin Forerunner 305は、壊われてしまった。

このGarminでフルマラソンを3回走っている。京都マラソン2012,2013,2014を無事に完走し、2013,2014でサブフォーが達成できたのもこのGarminがあったからこそであった。さらば、Garmin!

こんにちは、Garmin!

そして新しいGarminを購入した。Forathlete220Jである。 /assets/2015/gamin-broken-reason/image-4276.jpg 今後はこいつがランの相棒である。同じGarminだけど全く別物のような仕上がり。Forerunnerのレトロで無骨な雰囲気と操作性に対して、220Jは優等生的なスポーツウォッチだ。ある意味、おもしろみはないけれど、ランのお供としてそつなく活躍してくれている。今後は水洗いしたら丁寧に水を拭き取っていこう。(関連記事はこちらです。