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今までこのブログではGarminの ForeAthlete220J についていろいろ記事を書いてきました。

この ForeAthlete® という名称は実は日本国内の呼び名で、本来は Forerunner® です。ガーミン本家のgarmin.comを見ればわかりますが、220も Forerunner 220 という商品名です。(末尾のJは日本語モデルという意味だと思われます)

この原因は商標の問題があったため Forerunner が使えなかったとされています。

しかし、調べてみると現在はガーミンが商標を取得しているようなのです。

確かに「フォアランナ-/FORERUNNER」という商標が、2008年に第三者によって商標登録されたようです。

異議申し立て

そして2009年、ガーミンが登録異議の申し立てを行っています。次の商標審決データベース(http://shohyo.shinketsu.jp)を参照ください。

管理番号 1208407
異議申立日 2009-02-26 
確定日	2009-11-30

商標審決データベース: http://shohyo.shinketsu.jp/originaltext/tm/1208407.html

しかし申し立ては却下されたようです。(これも驚きです。)

その後、どんな経過があったのかわかりませんが、次の資料によりますと結局、2011年に商標の無効が決定されています。

管理番号 1239815
審判請求日 2010-08-16
確定日 2011-06-15

商標審決データベース: http://shohyo.shinketsu.jp/originaltext/tm/1239815.html

現在のFORERUNNERの商標

そして現在の商標は、特許情報プラットフォーム|J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp)によりますとガーミンが所有していることが確認できます。

該当する FORERUNNER の商標は次の二件で登録されています

登録番号 第5254237号
出願日 2009-01-07
登録日 2009-08-07
37	時計の修理及び保守

特許情報プラットフォームから引用

登録番号 第5431596号
出願日 2009-05-22
登録日 2011-08-12
9	手首に装着して使用する、速度・距離・カロリー燃焼率などの測定機能付き全地球測位システム(GPS)受信機を内蔵した携帯型運動用ナビゲーション装置,GPS受信機,その他の電気通信機械器具,電子計算機用プログラム,その他の電子応用機械器具及びその部品
11B01 11C01 11C02
14	スポーツにおける計測用時計
23A01

特許情報プラットフォームから引用

問題になっていたのは二番目の「スポーツにおける計測用時計」のほうです。商標は出願から結果が出るまで半年程度かかるようですが、出願から登録まで2年以上かかったことになります。

ちなみに ForeAthlete のほうも当然ながらガーミンが商標を登録しています。

ではなぜいまだに日本国内では ForeAthlete® のままなのでしょうか? 新しいモデルForerunner225も、いまだにForeAthlete225Jとして販売されています。どういう事情があるかはわかりません。すでに数年以上ForeAthleteとしてきた実績があるため、そう簡単に変更できないのかもしれませんし、もっと深い大人の事情があるのかもしれません。

しかし、Garminファンの一人としては普通に日本でも Forerunner という名称で統一してほしいと思います。

それにForeAthleteだとアスリート専用みたいに思える。Forerunnerのほうがみんなのランナーという感じでいいと思うんだけどなあ。ForeAthlete220J の末尾にJがついているのも微妙。日本国内版のiPhone6をiPhone6Jと表記するようなものでカッコ悪い。

ちなみに僕が前に使っていたForerunner 305 を購入したのが2009年でした。これもForeAthlete 305という名称でしたが僕は並行輸入品を購入したので、れっきとした Forerunner なのです。一方、ForeAthlete 220J は国内版だから そのまま ForeAthlete。 そういう訳で、このブログでは僕の所有する製品の名前を使いわけているのですが、そんなこと読むかたは知る由もないですね。

最後に。商標や法律に関して素人が調べた内容なので、もし間違いなどありましたらご指摘いただければ幸いです。