オリジナルのWebフォントをつくろう その2
前回の記事 では、はてなブックマークのWebフォントをつくってみた話の続きです。
SVGファイルさえ用意できれば簡単にできるので、調子の乗って、このサイトのアイコンをWebフォントにしてしまいました。
オリジナルのWebフォントをつくってみる
こんなに簡単にWebフォントが作れるということは、自分で作成したSVGファイルもWebフォント化できる!
マイWebフォントをつくってみたい衝動が抑えきれず、特に必要もないのに、このサイト用にinkscapeで適当にでっちあげた次のアイコンで試してみました。
これを、単一のオジェクトで構成できるように修正しましょう。はてぶアイコンでの作業に加えて行った作業を説明しておきます。
ストロークをパスへ変換
ストロークで線を描いている箇所はパスへ変換しておきます。
つまり を にするということです。
ページサイズは1000pxを推奨
前述のサイトによると、ページの高さは1000pxにするのが推奨なのだそうです。小さすぎるサイズは避けたほうがいいようです。今回は、はてなのSVGが500pxだったので、それに合せて変換しましたが問題ありませんでした。
ページサイズの単位がインチだと、Webフォントのレイアウトが崩れていました。うまく変換できない場合は確認してみてください。
色
色の情報はそもそ変換には関係なさそうですが、どんな感じになるかを見るのに黒色にしました。
ドキュメントのクリーンアップ
変換と直接あるかわかりませんが、ファイルに残っている未使用のpatternsやgradientsを消すために、inkscapeのメニュー「ファイル > ドキュメントのクリーンアップ」を実行しておくのも覚えておくといいと思います。
ということで、変換したフォントはこんな感じです。
アイコン
アイコン
Webフォント化を前提してデザインしていないので、標準サイズだとなんのマークだかさっぱりわかりませんね。だけど、いろいろ遊べそうなので、楽しいおもちゃを見つけた気分です。