富士フィルムのX-E2のレンズキャップを紛失してしまった。レンズキャップの紛失なんてよくある話なのだろうが、X-E2を十年以上は使ってきて初めてのことだったので、かなり残念だ。レンズキットとして購入したXF18-55mmF2.8-4 R LM OISのキャップは、同じ純正品が買えるようではある。ただ同じものを買ったとしても、この気持ちを紛らわせることはできないだろうし、再び紛失するかもしれないので、HAKUBAの、カメラのボディと紐で結べるレンズキャップを購入した。

 新しいレンズキャップを装着したX-E2はこんな感じ。 X-E2に装着

 慣れてしまえば、取り付けも取外しも特に違和感なくできる。購入したのがずいぶん前のことなので、Amazonを確認すると、この商品(HAKUBA ワンタッチレンズキャップII 58mm KA-LC2-58)は廃盤?になっているようだ。ただ上位モデル(といっても100円ほどしか差はない)のほうが、デザインも良さそうで、カメラのボディとの脱着が簡単できるようにフックが付属しているので、なぜそちらを買わなかったか不思議に思う。

 ところで、新しいレンズキャップを買ったのはよかったが、紛失したレンズキャップのほうが翌日、あっけなく見つかった。紛失したのは京都の賀茂川で、翌日ランニングのために再び行った。土手を越えて、河川敷に降りて、ふと足元を見た瞬間、黒い物体に目が止まった。あれだけ探したレンズキャップが落葉の上にあった。昨日は、雨で地面の落葉が濡れて真っ黒になっていたのでわからなかった。雨が止み、落葉がすっかり乾いて灰色になったおかげで、一目でわかった。もし見つかっていなければ、賀茂川へ来るたび気にしていたかもしれないが、その必要がなくなった。また紛失しては困るので、FUJIFILM純正のレンズキャップは、家で保管しておくことにした。

純正とキャップと並べる