古い水瓶でメダカを飼ってみる
わが家には古い水瓶があります。いつから我が家にあるのかよくわからないのですが、結構立派な感じなので処分するのはもったいない。だからといって植木の水やり用に使ったりしていたのですが、夏になるとボウフラがわいてしまうのが難点でした。そこでメダカを飼おうと思いましたが、これいかに。
メダカを飼うということは以前から考えていたもの、いまひとつイメージがわかず、身近に売っているお店もなく、なにもせずにそのままだったのです。
しかし先日、奈良へ行ったとき、奥村記念館で偶然こんなものを発見。
一目見て、これだ!、と思いました。
建物の奥にはちょっとした庭園が作られていて、庭というよりアート作品のような美しいところです。そこに設置されていた水瓶です。
和モダンという感じの空間でなかなかいいアクセントになっていました。これはなんという水草なんだろうか。
帰ってネットで調べてみると、どうやらホテイアオイというものらしい。いろいろ調べた結果、お手軽にネットで注文することにしました。
チャーム charm ヤフー店さんで、ヒメダカ6匹、ホテイアオイ10株、メダカの餌を注文しました。
今までネットでの買い物なんてさんざんしてきましたが、生き物を買うなんて初めてなんで不安です。
それに無事に届いたとしても、水瓶内の環境が原因ですぐに死んでしまう可能性もあるので、とりあえずメダカは6匹だけにしました。
で、届きました。
おっと、普通にダンボール箱。とても綺麗に梱包されている。この中にメダカさんが閉じ込められているのか。
中身を開封。
ホテイアオイは5株ずつ袋にはいっています。
写真ではわかりにくいけど、メダカさんはみんな無事に生きている様子。 なんとも心もとない感じで、ゆらゆら袋のなかで翻弄されている。 ビニール袋は簡単に破けないようにしっかりと厚味があって2重になっている。その上にさらに別の袋にはいってて厳重です。
水瓶のほうには3日ほど前から水をはっておいたので、そこにホテイアオイをまずは一袋入れてみました。
さらにもう一袋。
量はちょうどぐらいかな?
とりあえず入れただけで、葉の向きのバランスを調整したりはしていない、というのもあるけれど、それでもなんだか散らかった感じがします。先日、奥村記念館で見たものとちょっと雰囲気が違うなあ。。。
葉っぽの向きがバラバラで、丸い茎みたいな部分の形も広がったようになっています。
奥村記念館にあったのはホテイアオイじゃなかったのか?と思って再度ネットでいろいろ写真を見る感じではやっぱりホテイアオイであってるはずです。
当然、個体差もあるだろうし、時期的ものもあるかもしれない。時間とともに形も変わるかもしれないので様子を見たいと思います。
もうちょっと葉の向きがよくなるように配置を調整して、水の量も水瓶いっぱいまでにしようかと思います。
メダカさんのほうはすぐに入れず、水温を外気と馴染ませたほうがいいかと思ってしばらく水瓶のそばに置いておきました。
それから水瓶へ入れました。
ビニール袋をそのまま水瓶に入れた状態で穴をあけて、少しずつ中の水を外と混ぜつつ、水瓶へうつしました。ただビニール袋の中からなかなか出て来ようとはせず、ちょっと焦った。やっぱり怖かったのかな。慎重にしたつもりだけど。
でもしばらくしたら、ホテイアオイの周りをきびきびと集団で泳ぎまわっている様子を見て、ほっとしました。エサもいい感じで食べてくれますね。
今後、観察するのが楽しみです。